AWS IAM Policy はインラインでなく、管理ポリシーを積極的に使おう
概要
IAM Policy で、管理ポリシーとインラインポリシーってどういう違いがあって、どっちを使うべきなのだろう?と調べてみました。
結論、インラインポリシーを控え、管理ポリシーを積極的に使おう
上記リンクの AWS ドキュメントの 「管理ポリシーとインラインポリシーの比較」 項目を見ると、管理ポリシーを利用するメリットが明らかです。
インラインポリシーではなく、管理ポリシーを使用することをお勧めします。
管理ポリシーは次の機能を備えています。
- 再利用可能性
- 一元化された変更管理
- バージョニングとロールバック
- アクセス許可管理の委任
- AWS 管理ポリシーの自動更新
terraform の気持ちになってみる
terraform の気持ちになって必要なリソースを考えると以下の様になります。
管理ポリシー
- aws_iam_policy
- aws_iam_user_policy_attachment
インラインポリシー
- aws_iam_user_policy
例) 管理ポリシー
1 | # IAM User |
例) インラインポリシー
1 | # IAM User |
まとめ
terraform プロジェクトをレビューする機会がある折には、 aws_iam_user_policy
を見つけたら是非、目を細めて「管理ポリシーの優位性が…」云々を語り、AWS のドキュメントをリンクを貼ってみてください。
以上
参考になれば幸いです。
AWS IAM Policy はインラインでなく、管理ポリシーを積極的に使おう
https://kenzo0107.github.io/2020/07/01/2020-07-02-aws-iam-policy-managed-or-inline/