Confluent Cloud の料金比較:SaaS版 vs AWS Marketplace版
Confluent Cloud の料金体系について、SaaS版と AWS Marketplace版の比較を調べてみました。
※ 本記事は Claude Code で調べ得た内容を Obsidian にまとめさせブログ化してもらいました。初の試み💓
💰 料金比較の結論
Confluent CloudとAWS Marketplace版の料金は同じです。
AWS Marketplace版のConfluent Cloudの価格設定は、Confluent直販の価格設定と同じです。つまり、どちらを選んでも基本的な料金体系に違いはありません。
料金体系の詳細
🧮 共通の料金構造
両方とも以下の要素で課金されます:
- Kafka クラスター: eCKUs(Elastic Confluent Units for Kafka)による時間料金、ネットワーキング(GB単位)、ストレージ(GB-時間単位)
- Connect: コネクタの使用はスループット(GB単位)とタスクベース価格(タスク/時間単位)で課金
- Stream Processing: Apache FlinkによるCFUs(分単位)で課金
- Stream Governance: 環境単位(時間単位)で課金
主な違い
支払い方法と統合面:
- SaaS版: Confluent直接支払い
- AWS Marketplace版: AWS Marketplaceを通じて直接課金され、既存のAWSコミットを活用でき、事務手続きを省略できます
特典:
- AWS Marketplace版では$1,000の無料クレジット($400即座、$600はプロモコード経由)が提供されます
- AWS Marketplace経由のすべてのConfluent Cloudサインアップには、追加費用なしでConfluent Cloud Engineersによるホワイトグローブオンボーディング、アーキテクチャレビュー、オンデマンドトレーニングが含まれます
推奨
料金面では差がないため、以下の要因で選択することをお勧めします:
- AWS環境に統合したい場合 → AWS Marketplace版
- 既存のAWS契約やコミットを活用したい場合 → AWS Marketplace版
- 統一された請求を希望する場合 → AWS Marketplace版
- 初期の無料クレジットを活用したい場合 → AWS Marketplace版
料金以外の面では、AWS Marketplace版の方がAWS環境との統合や請求の簡素化において有利と言えるでしょう。
⚠️ PrivateLink を利用する場合、 Enterprise プランを選択する必要がある
秘匿性の高いデータを扱うことが想定されるのでインターネットには出ない内部通信をするとなると PrivateLink の設定が必要になってくるかと思います。
その場合、 Confluent で Enterprise / Dedicated プランを選択する必要があり、そのコストも加味しておく必要があるのでご注意ください。
以上
参考になれば幸いです。
Confluent Cloud の料金比較:SaaS版 vs AWS Marketplace版
https://kenzo0107.github.io/2025/07/02/2025-07-03-confluent-pricing-saas-vs-aws-marketplace/