2017 年 3 月にサポート終了する CentOS5 ですが
今なお利用されているサーバは多々あるかと思います。
今回の目的
デフォルトインストールされている Python 2.4.3 を残した状態で
Python 2.6 をインストールし、pip の上位バージョンを利用できるようにする、
ことを目的とします。
EPEL リポジトリ追加
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| $ sudo rpm -Uvh http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/fedora/epel/5/x86_64/epel-release-5-4.noarch.rpm
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通常アップデートで EPEL からアップグレードするのを避ける様設定
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| $ sudo vi /etc/yum.repos.d/epel.repo
[epel] ... enabled=0
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EPEL リポジトリから python26 インストール
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| $ sudo yum install python26 -y --enablerepo=epel
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バージョン確認
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| $ python26 -V Python 2.6.8
$ python -V Python 2.4.3
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あくまで python26 は pip を利用するようにする為に共存させています。
pip インストール
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| $ wget --no-check-certificate https://bootstrap.pypa.io/ez_setup.py $ sudo python26 ez_setup.py --insecure $ sudo easy_install-2.6 pip
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| $ pip --version pip 8.1.2 from /usr/lib/python2.6/site-packages/pip-8.1.2-py2.6.egg (python 2.6)
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