Prometheus でサーバ監視
概要
以前 Ansible + Vagrant で Prometheus モニタリング環境構築について書きました。
Ansible+Vagrant でシンプルなPrometheusモニタリング環境構築 - 長生村本郷Engineers'Blog
kenzo0107.github.io
今回は具体的によくある設定ユースケースを順追って設定していきます。
今回やること 3 行まとめ
- Prometheus Server モジュールインストール
- Prometheus Server 起動スクリプト作成
- Prometheus Server 起動し自身のサーバモニタリング
Prometheus の設定ファイルについては
全体像を理解した後が良いと思いますので
Node Exporter の設定の後に実施したいと思います。
環境
- CentOS Linux release 7.3.1611 (Core)
Prometheus インストール
- パッケージインストール
最新のバージョンをチェックしダウンロードしてください。
1 | $ cd /usr/local/src |
- シンボリックリンク作成
1 | $ sudo ln -s /usr/local/prometheus-server/prometheus /bin/prometheus |
Prometheus 起動
とりあえず起動するならこれだけ
1 | $ sudo prometheus -config.file=/usr/local/prometheus-server/prometheus.yml |
ただ ↑ これを毎回実行するのは辛いので起動スクリプトを作成して
サーバ再起動時に自動起動したりsystemctl start ...
と実行したい。
起動スクリプト作成
- Prometheus オプションファイル作成
1 | $ cat << 'EOF' > /usr/local/prometheus-server/option |
- Prometheus 起動スクリプト
1 | $ sudo cat << 'EOF' | sudo tee /usr/lib/systemd/system/prometheus.service |
- 起動設定
1 | $ sudo systemctl daemon-reload |
アクセスしてみる
<IP Address>:9090
にアクセスします。
以下のように表示されていれば Prometheus 起動成功です。
オプション設定でも設定した、 /usr/local/prometheus-server/consoles
の各 html にもアクセスしてみてください。
<IP Address>:9090/consoles/prometheus-overview.html?instance=localhost%3a9090
次回は 監視対象で Node Exporter 構築 します。